次のような場合はテスト環境をご活用ください

  • 本稼働後はフォームや経路の試作を別の環境で行いたい
  • 現場でフォームや経路を作成するため各部に設定権限を付与したいが、フォーム・経路以外の設定を変更されてしまうのが心配
  • 組織変更のテストを事前に別の環境で行いたい(※テスト環境ライセンスのみ対応)

テスト環境について

コラボフローのテスト環境は2つございます。

  1. 無料で作成できる「テスト環境アプリ」
  2. 有料の「テスト環境ライセンス」

いずれも本番環境への移行時はフォーム・経路や組織情報をテスト環境からエクスポートし、本番環境へインポートします。

参考記事

1.テスト環境アプリ(無料)

コラボフローの標準機能で、本番環境内に「テスト環境アプリ」を作成することができます。

利用者情報は本番環境と共通のため、テスト環境アプリ内で実際のユーザーを設定して申請テストを行った際など、本番環境同様にユーザーへメール通知が届いてしまいますのでご注意ください。

フォームや経路の試作のみといった限定的なテストでのご利用をおすすめします。

設定手順・関連記事

テスト環境アプリの作成は以下をご参照ください。

テスト環境アプリ 利用方法

  • 利用者情報はメインのアプリ(本番環境)と共用となります。
  • テスト環境のフォームや経路を本番環境へ反映させる際は、テスト環境からエクスポートしたデータを本番環境へ手動でインポートします。

テスト環境アプリ 利用時の注意

  • ユーザーへの通知について
    利用者情報はメインアプリ(本番環境)と共通のため、テスト環境アプリ内のテスト時にユーザーに通知メールが届いてしまいます。
  • テスト環境アプリの経路設定で、判定者に実際のグループやユーザーを設定したい場合
    テスト用に登録したいグループ・ユーザーが所属するグループに、テスト環境アプリの閲覧権限を付与する必要があります。

※閲覧権限を付与されたユーザーはテスト環境を表示・閲覧できます。
テスト環境はコラボフロー画面左上のアイコン(アプリメニューアイコン)を選択しないと表示されませんが、表示されても問題ないか念のためご注意ください。
閲覧権限のみで申請権限が付与されていなければ、新規文書メニューが無く、ただテスト環境を閲覧できるのみです。

2.テスト環境ライセンス(有料)

本番環境のご契約と同じ内容でテスト環境をご利用いただけます。
本番環境とは全く別の環境ですので、本番環境に影響を与えること無く様々なテストを実施できます。

※本番環境でご契約中と同じライセンス数で、ユーザーの登録や申請テストをできます。
 本番環境でご契約中のオプションも、テスト環境でご利用いただけます。

クラウド版は月額1万円、
パッケージ版は年額12万円、別途検証環境用サーバーが必要です。
お見積をご希望の際は、弊社営業担当か貴社担当販売パートナーへご相談ください。

テスト環境ライセンス 利用方法

  • 本番環境と同様に、利用者情報登録や各初期設定が必要です。
    (本番環境の設定は同期されません。)
  • テスト環境のフォームや経路を本番環境へ反映させる際は、テスト環境からエクスポートしたデータを本番環境へ手動でインポートします。
  • ユーザー・グループ・役職の組織情報も同様に、テスト環境から一括でダウンロードしたデータを、本番環境へ手動でアップロードします。

テスト環境ライセンス 利用時の注意

  • ユーザー情報のメールアドレス登録について:
    各ユーザー情報に実際のメールアドレスを登録すると、テスト時にユーザーへ通知メールが届いてしまいます。
    メール通知を確認したい場合は、テスト受信用メールアドレスをご用意の上、ご登録ください。
  • 解約後の環境の扱いについて:
    テスト環境ライセンスは月単位でご利用いただけますが、解約時に環境は削除されます。
    解約後に再度ご契約いただいた際は、以前の環境を引き継ぐことができません。

テスト環境アプリ(無料)とテスト環境ライセンス(有料)の違い

主な違いは以下の通りです。

比較点 テスト環境アプリ(無料) テスト環境ライセンス(有料)
環境 本番環境のコラボフローと同じインスタンス 本番環境のコラボフローと別のインスタンス
主な利用用途
  • フォームや経路の試作
  • フォームや経路の試作
  • 組織変更後の経路や閲覧範囲の検証
注意点
  • 利用者情報が本番環境と共通のため、申請テスト時にユーザーにメール通知が届いてしまいます。
  • 実際のユーザーアカウントを使用してテストする場合、ユーザーがテスト環境アプリを閲覧できてしまいます。
  • 利用者情報登録や各初期設定が必要です。
  • ユーザー情報に実際のメールアドレスを登録すると、申請テスト時にユーザーにメール通知が届いてしまいます。