導入事例
選定のポイントはExcelを利用できる開発性の高さとノーコードで開発できる使いやすさ
2022年に137年目を迎えた日本初の純民間資本の私鉄
谷本様:日本初の純民間資本の私鉄として、1885年に創業し、2022年に137年目を迎えました。
鉄道事業を中心に不動産・流通・レジャーなど、さまざまな事業を展開する『総合生活企業』としてお客様にご愛顧いただいています。
直近では新規事業の創出として、eスポーツ関連や高速動画の活用など、5つの事業を展開し、今後も力を入れていきたいと思っています。
ワークフロー導入の目的
早期の『印鑑レス化・ペーパーレス化』を目標に!
谷本様:当社は2020年度に、当時のデジタル戦略室、現 イノベーション創造室を創設し、本格的にイノベーションの創造、DXの推進を進めていける体制を構築しました。
当時の状態を振り返ると、デジタル化が全く進んでおらず、紙の資料や押印の必要な業務が大量に残っており、DXの最初のステップであるデジタイゼーションも考えられませんでした。
そこで私が所属する業務改革部(旧 業務改革推進部)が早期の『印鑑レス化・ペーパーレス化』を目標に掲げ、これが達成できるワークフローシステムの選定に着手しました。
コラボフローを選定した理由
Excelを利用できる開発性の高さとノーコードで開発できる使いやすさ
谷本様:当社が『印鑑レス化・ペーパーレス化』に取り組むにあたって、まず総務、人事、経理部門に対して押印文書の調査を行いました。その調査では100件ほど押印文書が上がり、そのうちの約40件について早期に『印鑑レス化・ペーパーレス化』、要するに『ワークフローシステム化』することが求められました。
また中期的な目標であった、全体的な『印鑑レス化・ペーパーレス化』の早期実現も達成が求められていたため、開発生産性の高いワークフローシステムを求めていました。
コラボフローは、Excelで設計した資料を取り込むことによって簡単に申請が作成できるので、開発生産性が高いと感じました。
そして基本的にノーコードで開発ができるため、IT初心者でSE経験のない私でも、早期に開発作業に着手することができました。
また、当社の場合、グループ各社への展開も見据えていましたので、費用面にも重きをおいて選定していました。
コラボフローを提案した理由
操作が簡単でユーザー様が取り入れやすく、どこからでも申請できる
蛭子様:株式会社JBCCホールディングスは全国のお客様をサポートさせていただくITベンダーです。 昨今、新型コロナウイルスの影響で働き方改革の流れの中で、ITをいかにして活かすかというところをお客様に寄り添い、ご提案しています。
今回南海電気鉄道様にコラボフローをご提案した理由としては、三点ございます。
- 1,000名様以上で使える規模であること
- 操作が簡単で、取り入れやすいユーザーインターフェースであること
- 場所にとらわれずどこでもマルチデバイスで使えること
やはり昨今コロナによる働き方改革で、テレワークをしている人や会社に来ている人、喫茶店で仕事をしている人など、働き方がさまざまです。
その中で業務効率化について考えた結果、どこからでも申請でき、ユーザー様が取り入れやすいコラボフローをご提案しました。
コラボフローの活用方法
庶務の申請や各事業部の申請、kintone連携で後続の処理や分析作業を行う
谷本様:当社は稟議・経費精算・人事給与などは別のシステムで申請を行っているため、それらの業務に含まれない庶務の申請や各事業部の申請等でコラボフローを活用しています。 システム連携に関しては、kintoneとの連携を使用しており、主にマスター管理で使用しているほか、一部の申請についてはkintoneにデータを取り込んで、後続の処理や分析作業を行っています。
コラボフローの導入効果
グループ会社とのやりとりが劇的に改善
谷本様:使用している各主管部門のユーザーからは「便利になった」「効率化された」という声をもらっています。
また、一部のグループ会社とのやりとりで使用している申請については、劇的に業務が改善されたという声ももらっており、大きな効果が出ていると聞いています。
現在は、コラボフローの評判を聞いてユーザー側から「こんな申請もコラボフローでワークフロー化、システム化してほしい」という要望も受けるようになったので、意識改革の面でも一定の効果があったと思います。
今後の展望
『印鑑レス化、ペーパーレス化』の早期実現、グループ全体の業務改善
谷本様:引き続き、業務の『印鑑レス化、ペーパーレス化』に取り組んでいまして、今後もコラボフローを最大限に活用して、この目標が早期に実現できるように取り組んでいきたいと思います。
また、現在グループ全体でコラボフローの導入が進んでいますので、グループ会社間の申請等のやりとりをコラボフローでデジタル化することができれば、グループ全体の業務改善に繋がっていくと考えています。
ですので、将来的にはコラボフローで会社をまたいだ申請機能を実現していただいて、当社グループ全体の業務改善・業務改革にご助力いただければありがたいなと思っております。
お客様情報
社名 | 南海電気鉄道株式会社 |
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URL | http://www.nankai.co.jp/ |
事業内容 | 鉄道事業、開発関連及び付帯事業、開発事業、流通事業、土地建物賃貸事業 |
コラボフロー導入パートナー
社名 | JBCC株式会社 |
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会社住所 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー13階 |
URL | https://www.jbcc.co.jp/ |