導入事例
拠点間申請でWord+メールの運用が限界に/コラボフローの外部データベース連携活用で業務を改善
はじめに
岡畑産業株式会社は、大阪市の問屋街にある、大正11年創業の歴史ある化学品専門商社。同社には化学品、機能商品、 色材、国際の4事業本部があり、取り扱い商品は、工業薬品・染顔料・中間物・界面活性剤・合成樹脂原料及び製品、 染色機器等の卸販売並びに輸出入など多岐にわたります。
また、同社は環境マネジメントシステム「エコアクション21」(環境省推奨)認証を取得しており、 地球環境に配慮した会社として、環境負荷軽減の取組みにも注力されています。
今回は、岡畑産業の電算グループ、巽様にお話を伺います。
導入と選定
導入の経緯を教えてください。
巽様:以前の申請方法は、マイクロソフトオフィスの「ワード」で作った申請フォームに内容を記入し、 メールで送る、というものでした。その方法で、大阪、東京、名古屋、和歌山にある各支店から毎日、申請が行われていたのです。
承認の順番は、文書を記入した人が次は誰に回すべきかを自分で判断し、メール送信していく方式だったのですが、 この方法では申請経路を間違えたり、次の人へのメール送信忘れがあったりして、ちょくちょく申請書の滞留が 発生していました。また、どこで文書が滞留しているか分からないので、急ぎで確認が必要な場合は、順番に電話で 確認していかなければならない事もしばしばでした。
申請をスムーズに流す事ができ、かつ自社で簡単にフォームが作れる仕組みのワークフローを探して、 各製品の情報収集やデモにも参加した結果、ある商品の導入を決めていたのですが、そんな時NTT西日本の 営業の方から紹介を受けたのがコラボフローです。
実際に「お試しサイト」で試用してみると、フォーム作りが他社に比べて簡単な所など、 多くの点が弊社のニーズに合致しました。また、弊社ではフォームに印影を表示したい要望があり、 それが新しいバージョンのコラボフローに追加された事も導入の決め手となりまして、 製品を導入。現在では50種類程の申請書を運用するようになっています。
活用業務
コラボフローをどのような業務に利用されていますか?
巽様: 弊社の申請書は、稟議書関係と総務関係の2つに分けられます。 このうち、総務関係の申請書・報告書は総務のユーザーが自ら作っています。これもコラボフローのフォーム作りが簡単だからこそ出来る事です。 また、入力項目の多い申請書もありますので、その内のいくつかは自社のデータベースと連携して、 データを取得するようにしています。これによって入力は楽になり、ミスも減りました。 決裁者に通知メールが届くので、決裁者が申請書を放置することも無くすぐに決裁されますし、 また、決裁を忘れても催促のメールが送られるので、申請書が滞留してしまう事も無くなりました。
コラボフローをどのような業務に利用されていますか?
巽様: 現在は、経費精算業務のワークフロー化を検討しています。
経費精算ワークフローなど、更なる業務展開を検討中。
経費精算業務には、それぞれの会社の文化がありますから、領収書添付や基幹システムへのデータの渡し方など、様々な課題があると思いますが、一つ一つクリアしていきたいと思っています。
それから、将来はスマートフォンからでも決裁を行えるようにして、さらなる承認のスピードアップを図りたいと思います。現在でも、社外からVPN接続で決裁することもありますが、管理層からは、もう少し手軽な操作を求められているのです。
取材日:2011年11月
お客様情報
社名 | 岡畑産業株式会社 |
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URL | http://www.ohs.co.jp |
事業内容 | 工業薬品・染顔料・中間物・界面活性剤・合成樹脂原料及び製品、染色機器等の 卸販売並びに輸出入 |